第二の原則
男性と女性のDNAプログラムは異なっている
さて第一の原則では、
理性より本能のプログラムが優先であること、
その本能を司っている脳の旧皮質の部分は、
何万年もほとんど変化していない
ということを、お伝えしました。
ではそのプログラムを、ちょっと見てみましょう。
男性と女性では役割が異なるため
そのプログラムは男女で異なっています
そしてそのプログラムを実行させるコマンドとなっているのが「ホルモン」です
これを踏まえた上で、
太古の昔、
人類がまだ狩猟や木の実の採取などで食糧を得て、
穴ぐらなどで生活していた時代を想像してみてください。
原始の時代、男性と女性が、つがいとなり、子供が産まれました。
この時、女性には
「オキシトシン」というホルモンが大量に分泌され、幸福感に包まれます。
このオキシトシンは、
愛している、愛されている、守られている、など繋がりや安心感を感じたときに分泌されるホルモンで
女性は子供を育てるという役割から、このホルモンを最大級の快と感じるようにプログラムされています。
(余談ですが、
第二次性徴期前の子供も、
慈しまれることで生存率が上がることから、
男女問わずこのオキシトシンを快と感じます)
産まれた子供に愛情を感じて、
そのことに快を感じられなければ、
厳しい生存条件の中で、
母親は、足手まといになる子供を放棄してしまいます。
すると、人類という種が生き延びる確率は、
果てしなく低くなってしまいます。
そこで,
女性は子供を守り、慈しんで育てることに、
快楽を感じるように、プログラムされています。
一方この時、男性の方はどうでしょうか?
同じようにオキシトシンを心地よく感じてしまえば、まったりとそこで落ち着いてしまいます。
すると、9か月にひとりの子孫しか残せないことになります。
でも、もしも、
あちこちの女性に種を植え付けることができれば、極端な話、一年で数百の子孫を残すことも可能になるわけです。
種の保存のためには、
できる限り多くの子孫を残す必要があるため、
男性はこのオキシトシンを心地よく思わず、
何かに突き動かされるように、
他の対象に目が向くようにプログラムされています。
要するに、手に入れるまでは、
「あなたを手に入れたい」の一心ですが、
手に入れたとたんに
「他にも誰かいい子はいないかな」って思うように、
種の保存のためのプログラムが、潜在意識下で走っているということなんです!
これは全男性共通プログラムで、
彼がそれに従うかどうかはともかくとして、
「そういう風にプログラムされている」ということを、まずは頭に入れておいてください。
これが、あなたを手に入れることができたと感じた一番幸せな瞬間の後で、
彼の態度が、なんとな~くトーンダウンしたように感じる理由の一つです。
あなたが幸運であるならば、
あるいはこのマニュアルを理解でき、そこまでうまくやっているのなら、
これは本能に基づく自然な経過であって、気にする必要はないと理解できるでしょうし、
彼は「他の女性」を求めたくなる本能を、代わりに他の対象に向けて、たとえば「もっと仕事を頑張ろう!」などという気概に燃えるでしょう。
ですが「もっとまったりとこの幸せな関係を味わっていたい」というあなたの願いは満たされません。
そういう風にできているのですから、
そこは受け入れるしかありません。
それを受け入れて彼を信じ、自由にさせてあげることができた時、
あなたは彼との関係を深めるチャンスを得ています。
このことが理解できないと、
彼の様子が変わった
前より私に関心がなくなったみたい
何がいけなかったんだろう
みたいに不安になり、
無意識に、
再びあの安心感がほしいとオキシトシンを求めてしまうことから、
彼にしつこく連絡をしたり、
おはようお休みメールを送り始めたり、
逐一自分の行動を報告したり、
予定を開けて彼の誘いを待ち続けたり、
彼の顔色を見たり、
気を引くような行動を取ったり、
彼に尽くしたりし始めてしまいます。
これらの行為はすべてNG行為です!!!
これらの行為は、この後で詳しくに書きますが、
彼のドーパミンを下げる行為であって、
あなたにとっては快でも、彼にとっては快ではないのです。
彼のためではなく、
すべてあなたが自分の感情に従って取っている利己的な行動です。
彼にあなたを一生守りたいと思ってもらうまでは
絶対にやってはいけません。
本当に愛され、一生ずっと大切にされたいなら、
そのようなその場の感情に流された、自己満足のための行動を取ってはいけません。
今これらの行為をやってしまっている人は、
急にでいいので、今すぐ全部やめてください。
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